産地とのつながり

京都南山城村、木野さんの石臼引き宇治抹茶

2015年3月、宇治茶の産地である京都南山城村にあるお茶の生産者、
「株式会社お茶の木野園」の木野正男さんとご縁があってお会いする事が出来ました。
木野さんのお茶はお茶の品評会で何度も農林水産大臣賞1等1席に輝き、褒賞を授与されるほどの素晴らしいお茶です。

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東京から来た緊張気味の私を、木野さんは快く部屋へ通してくださり、奥様が奥の部屋
から何気なくお湯を持ってくると、木野さんはそのお湯を湯冷まし用の急須にうつし、
しばらく話をしてくださいました。
「茶は難しい。毎年毎年ゼロからのスタート。茶葉の声を聞き自然に多くの物を教わりながら作るんだ。」
そう言いながら茶葉が入った急須にお湯をうつします。

「お茶の出来はほぼ蒸らしにかかっている」と、木野さん。
職人にしかわからない微妙な香りの違いで見極めるそうです。
お茶の時季は家族や知人も協力して1週間ほど、ほぼ24時間体制でお茶作りに挑みます。kino02

お話をしながら木野さんは小さな器に1口で飲み切れてしまいそうな量のお茶を注ぎます。
注いで頂いたお茶を少しだけ口に含むと、ほのかな甘さと、しっかりと力強い渋みが口の中に広がり、まるでお茶のエスプレッソを飲んでいるかのような、お茶本来の味はこういう物なのかと今まで味わったことのない味に感動し、衝撃を受けました。

「自分は茶しかできない。だから茶を一生懸命やるだけ。ペットボトルのお茶は喉が渇いた時に飲むもの。心が渇いた時は急須でお茶を。」

最後にそうおっしゃった笑顔から、職人の顔とお茶への愛情を感じた瞬間でした。

アニバーサリーでは木野さんが作った宇治抹茶(碾茶を石臼引きした物)を頂いて、日々商品開発をしています。

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